味噌キャベツの存在意義

味噌汁概論

2020年09月15日 11時16分

味噌汁は出汁から取ります。出汁の種類には、昆布、煮干し、鰹節などが一般的です。
最近は出汁も元の材料から出す家庭も少なくなっています。
固形にしたものや顆粒にしたものが販売されるようになったからです。
これなら手間暇もかからず味も洗練されていますので、インスタント出汁として人気です。
さらには、味噌に出汁の入っている出汁入り味噌も販売されています。
味噌は、全国各地でいろいろな味噌が誕生して各地に広まってきました。
地方により好まれている味噌には特徴があります。
今では、そんな数ある種類の味噌がどこでも販売されるようになっています。
全国的には、赤味噌がポピュラーな味噌と言えます。
地方の味噌でも信州味噌は、戦後に国が大量生産したせいか全国に広まっています。
各地の味噌を混ぜ込んだブレンド味噌も人気があります。
赤味噌と白味噌のブレンド味噌の例として、八丁味噌と西京味噌とのブレンド味噌があります。
味噌汁の作り方も、味噌や具材によって微妙に違ってきます。
共通するコツは、味噌を煮立てないことです。
具材に火が通って完成寸前に、味噌をしっかり溶け込ませることです。
その際、味加減を調整しながら味噌を少しずつ入れるのです。
そうしないと、味噌の香ばしさが飛んでしまうのです。